コンピュータ・ネットワークの概要
コンピュータ・ネットワークは,複数のコンピュータを通信回線で接続し,
データをやり取りするシステムである.
- コンピュータはデータ処理ができるため,デジタルデータの誤りを検査や再送によって,
送信側コンピュータからのデータを,確実に受け取ることができる:
伝言ゲームのような人間どうしの通信よりも速くて正確
- 電話は糸電話と同じ:途中でデータ処理を行わない,雑音は雑音として聞こえるが,
人間が聞き返す等して対応する(人間がデータ処理を行う)
LANとWAN
- LAN(Local Area Network)とくればローカル・狭い範囲(私有地内)
- WAN(Wide Area Network)とくればワイド・広い範囲(公道を含む,電気通信事業者)
- LANの接続形態(線のつなぎ方)
- バス型 −: 例 イーサネットの10BASE-5
- スター型 *: 例 イーサネットの10BASE-T
- リング型 ○: 例 トークンリング,FDDI
- LANのアクセス制御方式(誰が送信するかの決め方)
- CSMA/CDとくれば早く送った者勝,衝突したら再送信する
- トークンパッシング方式とくればトークンを獲得した者が送信できる
- LANの規格(つなげるためにはコンセントにような規格が必要)
- イーサネット型LAN:伝送速度(Mbps:Mビット毎秒)BASEケーブルの長さ
| 名称 | 接続形態 | 伝送速度 | 伝送距離 | 伝送媒体 |
| 10BASE5 | バス型 | 10Mbps | 最大500m | 同軸ケーブル |
| 10BASE2 | バス型 | 10Mbps | 最大185m | 簡易同軸ケーブル |
| 10BASE-T | スター型 | 10Mbps | 最大100m | ツイストペアケーブル |
| 100BASE-TX | スター型 | 100Mbps | 最大100m | ツイストペアケーブル |
- トークンリング型LAN:トークンパッシング方式を使うLANで,物理的にはハブを中心としたスター型である.
伝送速度は4Mbpsまたは16Mbpsで,ツイストペアケーブルで接続する
- FDDIとくればリング型,光ファイバーケーブル,100Mbps,トークンパッシング,2重リング
ネットワーク・アーキテクチャ
- 一昔前までは,異なるメーカーのコンピュータ同士を接続はできなかった.
- 通信の約束事(プロトコル)を階層に分けて,階層ごとに共通化することで,相互接続が容易になった
- 特に物理的なデータ送受信用の機器(イーサネット等)は,進歩が早いので部分的な変更が容易になった
哲学者は ウルドウ語と 英語を使う
通訳は オランダ語に 訳す
秘書は FAXを使う |
哲学者・通訳・秘書アーキテクチャ
| 哲学者は 中国語と フランス語を 使う
通訳は オランダ語に 訳す
秘書は FAXを使う |
- 哲学者はメッセージを通訳に渡す
- 通訳は約束に従ってオランダ語(変更可能)に訳し,秘書に渡す
- 秘書はFAXで送信する(電話で送ってもメールでもよい)
- FAXを受け取った秘書は,通訳に渡す
- 通訳はフランス語に翻訳し,哲学者に渡す
OSI基本参照モデルとLAN間接続装置
- OSI基本参照モデルとくれば上位層から「ア・プ・セ・ト・ネ・デ・ブ」
- ネットワーク機器
| OSIの層 | 基本参照モデル | LAN間接続機器 | 説明 |
| 第7層 | アプリケーション層 | ゲートウェイ | 4層以上で中継する |
| 第6層 | プレゼンテーション層 | | |
| 第5層 | セッション層 | | |
| 第4層 | トランスポート層 | | |
| 第3層 | ネットワーク層 | ルータ | LANとLANやWANを接続する経路制御装置. IPアドレスで交通整理 |
| 第2層 | データリンク層 | ブリッジ | ブリッジはMACアドレスを元に中継を選択する |
| 第1層 | 物理層 | リピータ | リピータは減衰した信号を増幅し,伝送距離の延長する |
- MACアドレス:格ネットワーク機器に割り振られた固有のアドレスのこと.
LANボード等のNIC(Network Interface Card)に予めメーカ側が割り当てられている48ビット(24:製造メーカ,24:製品番号)のアドレスであり,
ipconfig /allコマンドで参照できる
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